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2024.07.10 update.
#新築住宅
#資金計画
【平屋の建築費用が気になる方へ】徳島で希望の平屋に住むために考えるべき建築費を解説
近年、高齢者にも優しい動線や、開放感あふれる生活空間が魅力として、平屋への関心が高まっています。
しかし、平屋の家づくりは二階建てとは異なる間取りとなり、建築費については『相場が見えにくい』という声も少なくありません。
そこで今回は、主に平屋の建築費用が気になる方に向けての注意点や、費用を抑えながら徳島で希望の平屋を実現する方法などについて、お伝えします。
【目次】
<平屋の家づくりで気になること>
平屋においては、その開放感、比較的短い家事動線を含めた生活の利便性の良さが、見直されています。
一方で、平屋の家づくり良さや、悩みの種について、二階建てほど十分な情報が得られていない人が多い印象です。
そこで改めて、平屋の家づくりの良さ、気になる建築費についてお伝えします。
平屋の家づくりの良さとは
平屋のメリットを挙げていくと、
- 生活の全てがワンフロアに集約
- 階段が無いため、高齢者や小さい子どもがいる家庭に嬉しい
- 空間全体を一望できる開放感
- 子どもの様子を見守りやすい
- 家族のコミュニケーションを促進
- 構造的に安定
- 自然光を活用しやすい
- 冷暖房やエネルギー効率が良い
といったことが一般的です。
あくまでも一部ですが、コンパクトで効率的な暮らしを求める場合は、平屋は最適と言えます。
平屋で悩みがちな「建築費」
前述のように、平屋はメリットが多いものの、建築費用は高くなる傾向があります。
主な要因としては、平屋特有の開放感や広々とした間取りを実現するために、
- 広い土地
- 広範囲をカバーする屋根
- 広い間取りに見合った床暖房や空調
などが、建築費として反映されるためです。
さらに、平屋を望む方に中には、家づくりのポイントとして外観へのこだわりを強く持っており、デザイン面でも経済的な負担が発生しやすい傾向になります。
しかし、実際の建築費は、使用する設備や素材、間取りなどによって大きく変わるため、平屋だからという理由で高額になるとは言えません。
<新築平屋の費用に関する注意点>
新築の平屋を建てる際には、
- 屋根や土地代
- 間取りや形状、設備
- 採光対策
- 防犯やプライバシー保護
における費用について、二階建てとは少し違った見方、考え方をしなければなりません。
平屋の特性から、頭の中に入れておいて欲しい部分のため、それぞれ、具体的に注意点をお伝えします。
屋根や土地代で費用が高くなりやすい
延床面積が同じならば二階建てよりも平屋の方が、その構造上、広い敷地面積を必要とします。
屋根に関しても同様であることから、土地代だけでなく、屋根の材料費や施工費も増え、全体の建築費が上昇する可能性があります。
屋根が広いと夏に熱を集めやすく、冬には逆に熱を逃がしやすいという特性があり、これを防ぐために高性能の断熱材を使用するなどの対策が必要で、これもまたコスト増につながります。
間取りや形状費用がかさむ
平屋の間取りに関しては、広さに比例して建築費用が上がると考えてよいです。
さらに、特殊な形状、例えば”中庭を造る”といった和のデザインならば、通常の四角い家よりも施工の難易度も上がり、全て費用に跳ね返ってきます。
採光対策に費用が必要
平屋にとって採光対策は、とても重要。快適な居住空間を確保するためにも大きな窓を設けたり、天窓を設けたりすることを2階建てよりも考慮しなければなりません。
しかし、これらは費用の負担が増すことになりますし、プライバシー保護の観点から、カーテンやブラインドも必要です。
また、隣の家との関係性、つまり距離感や位置、窓の高さなどを考慮しなければ、日当たりや採光が不十分となり、不必要に空調費用が発生することになります。
特に、冬場の暖房費は大きな出費となるため、適切な採光対策が不可欠です。
防犯・プライバシー保護の対策が必要
平屋は、二階建てに比べて室内が見えやすく、カーテン、ブラインド、生け垣など、プライバシー保護の対策が必要となります。
また、玄関や窓からの侵入を防ぐために、ピッキング防止錠や防犯カメラ、センサーライトなどの防犯対策としての設備投資も、2階建てより考慮することが求められます。
フェンスや門扉の設置も効果的で、視線を遮るだけでなく、容易に敷地へ入れないことから不審人物の侵入を防ぐことも期待できます。
防犯対策やプライバシー保護には、それなりの費用を要しますが、しっかりと対策することで安心できる暮らしが実現します。
<費用を抑えながら希望の平屋にするには>
費用を抑えつつ、自分の希望する平屋を実現するためには、少なくとも、
- 外観をシンプルにする
- 間取りを工夫する
- 標準仕様の設備や建材を利用する
- 経験の高い住宅会社に相談する
といったことを念頭に置くことが最適です。
具体的なことについては、建築士やハウスメーカーとの相談となりますが、少しだけ欲を抑えると、費用も抑えられます。
外観はシンプルにする
平屋だけでなく、2階建てでも言える事ですが
外観の設計をシンプルにすると、建物の形状が単純になり、建築費用を抑えることが可能になります。
メンテナンスも容易になり、長期的な維持費用も低減できます。
部分的に自然素材やミニマルなデザインを取り入れることで、洗練された美しさを実現可能です。
シンプルな外観であっても、色彩や質感、窓の配置や形状など、細部にこだわることで、個性的でありながらも費用を抑えることができます。
ただし、外観をシンプルにするあまり、生活の利便性や快適性が犠牲となることはナンセンスで、例えば、収納スペースの確保、移動をスムーズにするための動線設計など、質を高める工夫は必要です。
間取りを工夫する
平屋の設計では、共有のスペースから直接個室に入る形も多くなるので、それを避けるためにも廊下が長くなりがちです。
必要以上に廊下が長くなると、その分、無駄な移動と空間が生まれ、効率的な住環境とは言えません。
廊下を減らす、あるいは短くすることは、設計士やハウスメーカーの技術力、経験や腕が試される部分です。
一般的に個性的なロの字型の間取りでは、どうしても廊下が長くなりやすいため、コの字型にすることで、廊下の長さを抑えつつ、必要な部屋数を確保することが可能になります。
間取りの工夫は無限とも言えるため、少しでも無駄なスペースを省き、快適で効率的な設計にするには、平屋建築の経験豊富なハウスメーカーや設計士との出会いが重要です。
標準仕様の設備や建材を利用する
最新の設備や特別な建材を選ぶと、費用は当然、高くなりますが、そもそも標準仕様の設備や建材とは何かというと、ハウスメーカーなどがあらかじめ基本的なプランで採用している設備や建材のことを指します。
例えば、キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの設備や、壁材、床材、天井材などの内装材がこれに該当します。
これらは一般的に、耐久性や機能性に優れていると同時に、コストパフォーマンスも高いとされています。
標準仕様の設備や建材を選ぶメリットについては、
- 費用を抑えられる
大量仕入れで安価に提供される - 品質が保証されている
一定の品質基準をクリアしたものしか使用しない
といったことが挙げられます。
また、標準仕様の設備や建材には、ハウスメーカーによってはいくつかのバリエーションを揃えて、ライフスタイルや好みに合わせて選ぶことが可能なケースもあるため、確認しておくことも重要です。
チェックすべき点としては、例えば、キッチンは料理のしやすさや収納力、浴室は使い心地や清掃性、壁材や床材は見た目や手触りなど、長く快適に過ごすことを念頭に置くと決断しやすくなります。
経験の高い住宅会社に相談する
住宅の建築を手掛けるハウスメーカーや工務店、建築士事務所は、それぞれ得意分野や特性があります。
特に平屋の家を建てる場合、詳細な設計や費用の見積もりなど、専門的な知識と経験が求められます。
実績と経験が豊富なハウスメーカー、あるいは平屋専門の住宅会社に相談することで、無駄な費用を削減しつつ、自分の理想とする平屋の家を実現することが可能です。
具体的な希望や予算をしっかりと伝えつつ、複数の会社に見積もりを依頼することで、予算に見合った最適なプランに出会える確率は高まります。
信頼できるハウスメーカーを見つけることは、決して簡単ではありませんが、ホームページや問い合わせで、経験の高い住宅会社であると判断したならば、相談会などに参加して詳しい話を聞くことをおすすめします。
平屋の家づくりが気になる方へ
平屋の家づくりに興味があるけれど、建築費が高いという一般的なイメージもあって、何から始めていいのか、どのような点に注意すればいいのかわからないという方も多いです。
この記事では、平屋の家づくりで気になることや建築費に関する注意点、費用を抑えながら希望の平屋にする方法などについて、特に初めての方に向けてお伝えしてきました。
平屋の建築費が高くなるのは、必要以上に豪華に広く見せようとすることが、原因として挙げられます。
住まいづくりのプロフェッショナルとして、見た感じはシンプルながらも、中に入れば別世界といった予算に応じた家づくりが、ヤマジホームの得意とするところですので、どんな小さな疑問や悩みでも、お気軽にご相談ください。
それぞれの要望やライフスタイルに合わせた最適な平屋の家づくりのアドバイス、設計、施工を提供することをお約束します。
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