ORDERMADE COLUMN

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〜徳島の信頼できる工務店を目指して〜

2023.01.10 update.

#新築住宅

【後悔しない】注文住宅で自分の気に入る「良い間取り」を作る方法とは?

【後悔しない】注文住宅で自分の気に入る「良い間取り」を作る方法とは?

家づくりは、一生に一度と言われるほど人生で重要なイベントの1つです。

特に注文住宅は1から家づくりに参加できるのはもちろん、家族や自分好みの家づくり可能なため、こだわりを持つ人も多いのではないでしょうか。

 

今回は、家づくりで絶対に欠かせない「間取り」を中心に、注文住宅で自分の気に入る「良い間取り」の作り方について解説します。

「良い間取り」を作るポイントはもちろん、家づくりで失敗しないコツについても解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

良い間取りとは?

一概に「良い間取り」と言っても、家族構成や人数、年齢やライフスタイルがそれぞれ違うため、一般的に「良い間取り」と言われている間取りが全ての家庭に良いと言えるとは限りません。

 

例えば、家族構成が子供1人の家庭と、3人・4人といる家庭とでは部屋数や収納スペースの使い方が全く変わって来ます。また、日頃から来客が多い家庭や、子育て真っ最中の家庭、二世帯同居など生活環境によっても「良い間取り」の捉え方は変わって来るのです。

 

家づくりの情報収集をしていると「良い間取り」や「人気の間取り」など、さまざまな間取りの情報が出てきます。しかし、重点を置くべきことは家族構成やライフスタイルです。新しい家に住む家族全員が納得のいく間取りを考えることが重要となります。

 

 

間取り作りで考えること

間取り作りに欠かせないポイントは「窓の配置や大きさを考える」「家事動線を考える」の2つです。

1つずつ詳しく解説していきます。

 

窓の配置や大きさを考える

窓の設置に関しては、建築基準法で以下のとおり採光割合の規定があります。

 

採光に有効な窓などの開口部を、住宅の居室の床面積7分の1以上設けなければならない

(建築基準法第28条、令19条第2項より)

 

窓の役割は光と風を取り入れることですが、住宅の外観を決めるデザイン性も担っています。

例えば、窓の大きさを揃えたり、一階と二階の窓に設置したりすることで統一感ある外観の住宅ができます。

また、窓の大きさや位置によって住宅内の室温が大きく変わるため、配置は重要と言えます。

 

意外と忘れがちなのが、「入居後の環境について考えること」です。

入居後は周囲に何も無かったのに、数年経って住宅が建ち並び、日当たりが悪くなってしまったなどのトラブルも発生しがちです。

また、掃き出し窓を道路側に設置したら通行人から家が丸見えだったなど、プライバシーや防犯面を踏まえ、外から家の中がどう見えるかを考えることも大切です。

 

窓の配置によって、住宅の印象は大きく変わります。

部屋の大きさや生活スタイル・方角を考え、用途不明の窓をやめ、意味のある窓をつけましょう。

 

 

家事動線を考える

家事動線とは、料理・洗濯・掃除などの家事をする時に移動する経路のことを言います。

移動距離が短ければ家事を効率よくこなせるという点から、専業主婦をはじめ、子育て中、共働きのワーキングママと多くの女性に人気がある間取りとなっています。

 

家事動線を考える場合は、実際に生活することを考えて家事や子育てをする時の暮らしやすさに重点を置くことがポイントです。

ここでは、一般的に多く取り入れられている家事動線を考えた間取りの方法を紹介します。

 

①水回りを集約する

・キッチン、トイレ、浴室を近くに置く

・キッチンやリビングに居ながら、子供のお風呂の様子を見守れる

・入浴後、廊下を通らないので寒い思いをしなくて済む

・修理の時に業者がメンテナンスしやすい

 

②キッチンの形状

【対面キッチン】

・リビングやダイニングで家族と会話しながら料理を作れる

・料理を作りながら子供の様子を見守れる

【アイランドキッチン】

・解放感がある

・家族と一緒に料理ができる

 

③料理と配膳

・キッチンの近くにダイニングテーブルを置けるスペースがあると配膳が楽になる

 

④洗濯機と干場

・洗濯機と干場を同じ場所にする

・洗う・干す・しまう・使う、を一か所にまとめる

・ファミリークローゼットを隣接することで、片付けもラクにできる

 

 

毎日の生活に家事は欠かせません。既婚女性が自宅で一番長くいる場所は「リビング」が掃除・洗濯・料理の移動距離を短くすることで、家事の効率性が上がり、ストレスフリーな住宅ができるのです。

 

参考

https://www.e-life.jp/column/trend/4096/

 

 

間取りを決める3つのポイント

間取りを決める時は、以下の3つのポイントを参考にしてみましょう。

 

①駐車場の位置

②階段の位置

③太陽を上手に利用する

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

①駐車場の位置

間取りを考える際、建物内の間取りばかりに気を取られがちですが、駐車場の位置も重要です。

まず、何台停めたいのかを家族内でよく話し合って検討しましょう。

 

車を停める位置も考えなくてはなりません。

例えば、交通量の多い道路側に駐車場を設けてしまうと、車が途切れるのを待たなくてはならず、駐車する行為自体が大変になってしまいます。

 

また、建物と駐車場に距離があると雨の日の移動が大変です。

買物をした荷物を運ぶのも苦労します。このようなデメリットも参考に、良く考えて配置を決めましょう。

 

駐車しやすいスペースや角度も大切です。建物に対して直角に駐車する「直角駐車」が一般的ですが、土地の広さや台数によっても大きく変わります。縦列駐車の場合、前の車を一度移動しなければ後ろの車が出せなかったり、上手く車を停められなかったりします。ドアを開け閉めするスペースも忘れがちなので、車の大きさを把握しておくと良いでしょう。必要な車の台数や大きさと、道路の大きさを考えた上で駐車場や間口を取ることが肝要です。

 

②階段の位置

リビング階段や一階の間取りの中心に階段を置くと、階段が建物の奥や隅にあると二階へ行くまでが長く、毎日の生活を考えるとストレスの原因になりがちです。しかし、同じ隅でも玄関の近くにある階段はすぐ二階に上がれるため短い動線で済みます。

 

階段を建物のどこに置くかで2階の光の入り方が変わってきます。

例えば、リビング階段にすると光を入れながら階段スペースを作ることができるため、家の大きさをそれほど大きくしなくて済むメリットがあります。

建てられる土地の大きさが決められている場合や、スペースを有効活用したい人におすすめです。

 

リビング階段は2階に行く時に必ずリビングを通って行くため、家族の姿を確認できます。

家族とのコミュニケーションも取れるため注目されている間取り作りの一つです。

 

③太陽を上手に利用する

太陽の通り道と春夏秋冬の日照時間や角度を考えた間取りにすると、より快適な住まいになります。

 

しかし、東向きに窓を設置したため朝日が眩しすぎて休日ゆっくり眠れない、

南側に天窓をつけたが日差しが厳しくて夏場は暑さをしのげないなどの失敗例も見かけます。

 

太陽の向きと建物のバランスが取れていると夏は涼しく、冬は暖かい家を作ることが可能です。

同時に明るさも確保できます。必然的に日中に照明や暖房をつける必要がなくなり、光熱費が抑えられるメリットも生まれます。

 

徳島でも採光のバランスを上手く取り入ると、冬の日中は暖房が不要になります!

気になる人はぜひ一度ご相談下さい。

 

 

間取り作りの失敗例

注文住宅で家を建てた人の間取り作りで、失敗したと思う点をまとめました。

これからの間取り作りの参考にしてみましょう。

 

・日当たりが良すぎて冷房費がかさんでしまった

・寝室の横にトイレを配置してしまったため、夜中のトイレの水音が気になる

・寝室は2階なのにトイレを1階にしか作らなかった

・洗面所と脱衣所を分けなかったため、思春期の娘が嫌がる

・洗濯機は1階なのに、2階のベランダに干すため移動が大変

・子供部屋を作ったが、まだ使わず部屋を持て余している

・収納スペースが足りず、思うように収納ができない

・道路沿いに浴室を配置したため、浴室内の会話が外に丸聞こえではないか気になる

・道路沿いに玄関を配置してしまい、子どもの飛び出しや安全面が気になる

・玄関に明り取りの窓を作らず暗い

・コンセントが足りない

・電気スイッチの位置が悪い

・理想通りに間取りを作ってもらったら予算オーバーしていた

 

 

失敗しない間取り作りをするには

家は人生で一番大きな買い物とも言われます。

建築後に「もっとこうしておけばよかった」「こっちのほうが良かった」などと後悔はしたくありませんよね?

ここからは、注文住宅の家づくりで失敗しない間取り作りのコツを解説します。

 

 

設計士との相性が重要

家づくりには、必ず担当の設計士がつきます。

注文住宅は建売住宅とは違い、打ち合せの回数が多いのも特徴の一つです。

設計士との相性が家づくりの成功を決めると言っても過言ではありません。

打ち合わせを重ねるにつれ、お互いに信頼関係を築き上げていけるのが理想です。

 

設計士は住宅メーカーや工務店の社員として会社に属しているのが一般的です。しかし、設計を外注している場合もあります。外注の設計は工務店と提携を結んでいるため、決められた範囲でしか設計ができないこともあります。その点、社内設計ならできる限り希望の間取りを作成してくれる可能性が広がるのです。

 

「打ち合わせで設計士が直接要望を聞いてくれるか」「出来ないことはハッキリ出来ないと伝えてくれ『こうしたらいいんじゃないか』と的確なアドバイスをしてくれるか」「親身になって間取りを考えてくれるか」などチェックしましょう。

 

家づくりに関する不安をなくそう!

「このメーカー(工務店)で家を建てたい!」と思った時には、ぜひ公式サイトを見にいきましょう。

公式サイトには、会社の経営理念や家づくりに対する思いが書かれています。会社の考え方に共感できるかがポイントです。建築事例にも目を通し、その会社の家づくりのデザインがあなたの好みに合っているかも一緒に考えると良いでしょう。

 

初対面の人にお金のことや生活のことなど、センシティブな面を曝け出すのは難しいかもしれません。

しかし、担当者に自分のことを曝け出して話すことも家づくりの成功の秘訣です。

間取りをはじめとした家づくりに関する不安は遠慮なく担当者に話し、一つずつ不安を消していきましょう。

 

 

ヤマジホームで間取りを相談するには

ヤマジホームでは「設計申込み」を頂いた方に、家づくりの験豊富な建築士が間取りを作成しています。

間取りの作り方はもちろん、家づくりに関する相談は設計申込み前でも可能です。

まずはお気軽にご相談ください!