ORDERMADE COLUMN

オーダーメイド住宅で理想の住まいに
〜徳島の信頼できる工務店を目指して〜

2023.11.09 update.

#リノベーション

#新築住宅

#造作家具

人生100年時代!将来を見据えたバリアフリーの注文住宅で実現する親子の絆が育まれる家づくりとは

高齢者や障害をお持ちの方に特化していたバリアフリー住宅ですが、

現在は子育て世代から高齢者までと幅広い世代から注目されています。

 

なぜ今バリアフリー住宅が人気なのでしょう?

 

今回は、バリアフリー住宅について詳しく触れていくとともに、

バリアフリー住宅のメリット・デメリットを解説していきます。

 

老後までしっかり考えた家づくりをしたい方や、

バリアフリー住宅にリフォームする予定のある方は、

ぜひ本記事を最後までお読みいただき、参考にしてみてください。

 

 

【バリアフリーの注文住宅とは】

 

バリアフリーの注文住宅は、

小さいお子さんから高齢者までの幅広い世代の家族が

安心・安全・快適に生活できる家づくりをすることです。

 

バリアフリーの注文住宅では、敷地内の段差をなくしたり、

廊下に手すりをつけたり、スロープを設置したりと

生活する上で支障になるものを取り除き、

快適に暮らせる環境とシステムを整えた住宅です。

 

バリアフリー住宅にすることにより、

対象者と介助者の日常生活がスムーズになり

お互いの暮らしが豊かになります。

 

一般的に注文住宅やリフォームで

バリアフリーを検討するものを以下にまとめてみました。

一例として参考にしてみてください。

 

場所バリアフリー例
玄関段差をなくしてスロープを設置する

玄関ドアを引き戸にする

トイレ寝室の近くに配置する

外側から鍵を開けられるようにする

立ち座りの手すりをつける

浴室手すりをつける

バスタブや床に滑りにくい素材を選ぶ

またぎやすい浴槽の高さにする

洗面所

 

車いすでの使える高さの洗面台を設置する
リビング

 

車いすの出入りがしやすい広さにする

段差をなくす

廊下車いすの出入りがしやすい広さにする

手すりをつける

 

 

<バリアフリーとは?>

「バリアフリー」とは、もともと障壁を意味する「バリア」と

取り除くを意味する「フリー」が掛け合わせ、

高齢者・障害者が生活していく上で

障壁となるものを取り除き

生活しやすくすることを意味した建築用語です。

 

私たちの生活の中には、至るところでさまざまなバリアがあります。

 

例えば、

・段差や狭い通路などの物理的なバリア

・障害があることを理由に制限を受けてしまう社会的なバリア

・差別や偏見からなる心理的なバリア

・平等な情報を得られない情報面でのバリア

 

これらの全てをバリアフリーにして

バリアがある人もない人も

全ての人が快適に過ごせる社会を実現することを目的としています。

 

<なぜバリアフリー住宅が必要なの?>

なぜバリアフリー住宅が必要なのか。

その理由は、あらゆる人が安心して、

そして安全に暮らせる設備を備えた住宅だからです。

 

バリアフリー住宅と言えば高齢者や障害者の方に特化した住宅

だと思われがちですが、その考えは年々変わってきています。

 

例えば、妊婦さんや小さいお子さんがいるご家族

また、ケガや病気で車いすを使わざるを得ない状況などにも

バリアフリー住宅はおすすめです。

 

バリアフリー住宅は、年齢や性別に関係なく、

全ての方のために作られたユニバーサルデザインでもあります。

その結果、幅広い年齢層からの支持が多い住宅となっているのです。

 

 

【バリアフリー注文住宅のメリット、デメリットとは】

ここでは、バリアフリー住宅の

メリットとデメリットについて詳しく解説します。

それぞれの特徴を比較して検討してみましょう。

 

<バリアフリー住宅のメリットとは>

バリアフリー住宅のメリットは次の4つです。

 

 

1.車いすでの移動がスムーズ

 

 

 

 

 

 

 

高齢者や障害者が普段の生活で大変なのは、居室内の移動です。

バリアフリー住宅では、広いスペースが確保され

段差がないため介助者の移動の負担が少なくすみます。

 

2.高齢者、障がい者などの転倒事故の予防ができる

転倒事故の約半数は、自宅で発生しているとの調査報告があります。

特に多いのが浴室・脱衣所・庭・駐車場・ベッド・布団・玄関・階段の箇所です。

 

段差をなくすのはバリアフリー住宅の基本でもあります。

よって、リスクを減らし、転倒事故の可能性を予防できることが

バリアフリー住宅のポイントです。

 

3.条件を満たすことで補助金、減税措置を受けることができる

バリアフリー住宅は

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)補助金など

国が提供している補助金・助成金が受けられるほか、

各自治体が独自で補助金を用意している場合もあります。

 

補助金や助成金は条件によって限度額が変わったり、

併用できないものがあったりと条件や手続きが複雑です。

 

どの助成金や補助金を申請すればいいのか分からない場合は、

担当スタッフや市役所などへ相談してみましょう。

 

また、バリアフリー住宅の補助金や助成金の申請は、

新築だけではなくリフォームの場合も可能です。

減税措置が適用されるかは税務署や各自治体に確認すると良いでしょう。

 

4.生活導線が確保できる

バリアフリー住宅は、家事導線や生活導線が

必然的にスムーズになります。

そのため、小さいお子さんがいるご家庭でも

ママにもとっても嬉しい間取りになります。

 

 

<バリアフリー住宅のデメリットとは>

一方で、バリアフリー住宅のデメリットは次の2つです。

 

1.広い敷地面積が必要

バリアフリー住宅では、手すりや滑り止めのみではなく

廊下やトイレ、入り口のスペースを広く取らなければなりません。

 

そのため、車いすはもちろん、介助者も同室できるトイレなど

通常の家よりもゆとりあるスペースが必要になるため

居住空間や収納空間を狭める要因になりがちです。

 

バリアフリー住宅を検討する場合には、

まずは室内スペースを確保し

次に収納スペースについて考えることをおすすめします。

 

2.コストがかかる

前述したように、

バリアフリー住宅では十分なスペースの確保が必要です。

その分土地代もかかるので、固定資産税も高くなり

施工費用も通常の注文住宅よりは掛かってしまいます。

 

また、手すりやスロープなどの設備費用もかさむため

ある程度の資金が必要になります。

 

 

【バリアフリーの注文住宅で住みやすいポイントとは】

老後を見据えたバリアフリー住宅を建てる場合、

住み始めはもちろん、高齢者になっても

住みやすいポイントがたくさんあります。

ここでは、バリアフリー注文住宅での

住みやすいポイントについて解説していきます。

 

<バリアフリー住宅で高齢者になっても住みやすいポイント>

バリアフリー住宅の住みやすいポイントは4つです。

それぞれ一つずつ詳しく解説していきます。

 

1.生活、家事動線が良くなりやすい

バリアフリー住宅では、住む人の快適さを一番に考え

生活動線や家事同線がスムーズな間取りが多く取り入れられています。

 

例えば、玄関からすぐにリビングに入れたり

キッチンや浴室などの水回りを近くにしたりと動線を短く

そしてまとまった生活動線を取り入れるケースが多く見られます。

集約した間取りは時短にもつながり、ストレスフリーに暮らせます。

 

2.広々としたスペース

ゆとりをもった空間は、車いすを使わなくても

さまざまな空間を使用して生活ができます。

リビングの仕切りをなくしたシームレス空間にすれば、

お子さんが小さいときはお子さんの元気に遊ぶ様子を

高齢者になった時は家族から様子が見れるよう、

それぞれが安心して生活できるようになります。

 

また、リビングにウッドデッキを隣接すれば

休日にバーベキューをしたりとアウトドアも楽しめます。

 

3.使いやすさを徹底した設計

バリアフリー住宅は、段差をなくしたり、滑りにくい床材にしたり

手すりの設置、スロープ、そして上釣り引き戸のドアといったように

バリアをなくす工夫がたくさんされています。

 

使いやすさを徹底したバリアフリー住宅は

どの世代も快適な住み心地で豊かな生活を生み出します。

 

4.平屋の方がリフォームがし易く費用も抑えやすい

リフォームをする時には、将来の介護を見据えることが大切です。

特に、平屋の方がワンフロアで生活導線が密集しているため

介護がしやすい家になります。

 

二階建ての家は、お子さんたちが巣立っていった後は

あまり2階を使うことがなくなりどうしても物置きなどになりがちです。

二階建ての家を平屋に減築する方が費用がかかるため

家族構成や老後を見据え、平屋でリフォームをしたほうが

費用も押さえられるメリットがあります。

 

【家づくりをこれから始める方はヤマジホームへご相談ください】

今や人生100年時代と言われ、バリアフリー住宅は今後さらに需要を増していくでしょう。

 

ヤマジホームでは、車椅子で外に全く段差なく移動できる

「スーパーバリアフリー」設計も可能です!

 

家族に優しい家づくりで、安心と安全、

そして快適な生活をより多くのご家族に届けたい。

住んでからもさらに満足する家づくりを希望される方は、

ぜひヤマジホームにお気軽にご相談ください。