ORDERMADE COLUMN
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2022.11.04 update.
#新築住宅
塗り壁の家とは?メリット・デメリットや向いている人を徹底解説!
「塗り壁の家のメリット・デメリットは?」
「塗り壁の家の暮らしに向いているのはどんな人?」
「デザイン性の高い家に住みたい…」
上記のような考えを持っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、塗り壁の家の特徴や塗り壁の人気が上がっている理由の他、メリット・デメリットや塗り壁の家の暮らしに向いている人などを解説しています。
本記事を読むことで、塗り壁の家について大まかに理解でき、自分が塗り壁の家に向いているかどうかも判断できるようになるでしょう。
デザイン性の高い家に興味がある方は必見です。
【目次】
・塗り壁の家とは
・タイル・サイディング・塗り壁の違い
・塗り壁の家のメリット4つ
・塗り壁の家のデメリット2つ
・塗り壁の家の暮らしに向いている人
【塗り壁の家とは】
塗り壁の家とは、外壁や内壁を「自然素材」と「職人(左官)」によって塗り上げられた家のことを指します。
土や石灰、水などの自然素材が原料となっているため、環境にやさしく今の時代とマッチしているのも特徴的です。
塗り壁と聞くと、白い城や神社など、和風なイメージを想像する人も多いことでしょう。
しかし、塗り壁は洋風の家にも合い、どんなテイストにも対応しています。
デザイン性が高く、オリジナリティを求める人にピッタリです。
【塗り壁の人気は上がってきている】
昨今では、タイルやサイディングを使って外壁などを作る人が多いですが、一方で塗り壁の人気も上がってきています。
特にデザインなどに高いこだわりをもつ人から強い人気を誇っています。
人気が上がっている理由としては、唯一無二のデザインを実現できる他、環境に良いことも挙げられるでしょう。
現代では、環境問題への意識を持っている人も多く、塗り壁は環境に良いのも強みです。
環境にやさしい自然素材を使用しており、施行時や解体時に有害な物質や産業廃棄物をほぼ出しません。
他に塗り壁は空気を綺麗にしてくれる作用もあるため、常に過ごしやすい環境を保てるのも魅力の一つです。
【タイル・サイディング・塗り壁の違い】
タイルとは、粘土などを原料にして高温で焼いた物です。
サイディングとは、建物の外壁に使われる外壁材です。
主にセメントや金属が、サイディングの原料となります。
タイルやサイディングは工場で作られたものを並べるので、仕上がりに差は生まれません。
よって、似たり寄ったりなデザインになりがちです。
ですが、塗り壁は職人が手作業で仕上げるため、細かいところまで個人差が出ます。
つまり、タイルやサイディングとは違った個性的なデザインになりやすいのが特徴的です。
職人が作り上げる塗り壁は、タイルやサイディングにはない魅力といえます。
【塗り壁の家のメリット4つ】
塗り壁の家のメリットは下記4つです。
1.オンリーワンのデザインを作れる
2.どんな家にもなじむ
3.耐久性が高い
4.シックハウスのリスクを抑えられる
ひとつずつ見ていきましょう。
塗り壁の家のメリット①「オンリーワンのデザインを作れる」
塗り壁はオンリーワンのデザインを作れるため、オリジナリティ溢れる他にはない家を実現できます。
職人が手作業で行うため、仕上げ方は職人によって異なるのも特徴の一つです。
また、カラーのバリエーションが豊富な上に細かい色味なども指定できます。
タイルやレンガを組み合わせたりもできるため、唯一無二のオリジナリティ溢れるデザインに仕上がりやすいです。
例えば、塗り壁の仕上げ材に使う骨材という素材があります。骨材とは、仕上げ材の中に入っている砂のような粒状のもので、この粒の大きさや色によって仕上がりの表情は変わります。自分に合った骨材を選ぶことでオシャレで好きになるデザインの家にできるでしょう。
塗り壁の家のメリット②「どんな家にもなじむ」
塗り壁は職人の塗り方によって見栄えが大きく変わるため、逆に言えばどんな家にもなじむようにデザインできます。
塗り方にもさまざまな方法があり、材料・道具の違いや職人の腕で風合いは異なってきます。
また、手触りも塗り方で違ってくるため、独特の質感を実現できるのも特徴的です。
塗り壁の家のメリット③「耐久性が高い」
塗り壁は耐久性が高く、耐火性や防火性にも優れています。
一軒家は基本的に木造なこともあり、外壁の耐火性や防火性は重要です。
特に塗り壁の塗材によく使われる「ジョリパット」は、耐久性の高い塗料を使っており、塗り壁を選ぶ人から高い人気があります。
ジョリパットは外壁と内壁の両方に使えるため、利便性も高いです。
また、塗り壁の下地によく使われる外壁材が「モルタル」です。
モルタルはセメント・砂・水の材料を掛け合わせており、耐火性が強いかつ独特の質感があります。
ジョリパット(表面)とモルタル(下地)、両方が強い防火性を持ち合わせているため、塗り壁は防火性に対して非常に優れています。
塗り壁の家のメリット④「シックハウスのリスクを抑えられる」
塗り壁は化学物質を使っていないので、シックハウス症候群の対策にもなります。
シックハウスとは、住宅の建材などから発生する化学物質が原因で起きる健康被害のことを指します。
症状は吐き気や頭痛・目のくらみや皮膚への刺激など、人によってさまざまです。
塗り壁は、化学物質を排出しない環境にやさしい自然素材なので、内装にも使えます。
そのため、有害物質が出なかったり室内の空気をきれいにしたりする効果があるようです。
よって、新築に引っ越したときの起こるシックハウスなどのリスクを抑えられます。
【塗り壁の家のデメリット2つ】
塗り壁の家のデメリットは下記2つです。
1.職人の腕によって仕上がりが大きく左右される
2.料金が高くなりやすい
ひとつずつ見ていきましょう。
塗り壁の家のデメリット①「職人の腕によって仕上がりが大きく左右される」
塗り壁は手作業のため、職人の腕によって仕上がりが大きく異なります。
腕の悪い職人の場合、質や見栄えが悪くなる可能性も。
ただ、腕が良い職人であったとしても、イメージしていたものと全く別のものに仕上がってしまうこともあるので、留意しておきましょう。
どういったものをイメージしているのかキチンと伝えた上で、何回も打ち合わせし、イメージのズレを起こさないようにすることが欠かせません。
塗り壁の家のデメリット②「料金が高くなりやすい」
職人が手作業で作り上げていく塗り壁は手間がかかるので、人件費や材料費にコストがかかり、料金が高くなりやすいです。
また、施工期間も長いため、完成までに長い期間を必要とする点にも注意しましょう。
壁材が乾いて固くなるまで時間がかかるため、工期が長く設定されています。
【塗り壁の家の暮らしに向いている人】
塗り壁の暮らしに向いている人は下記のような人です。
1.外観にこだわりがある人
2.人と同じような家は嫌でオリジナリティを求める人
ひとつずつ簡潔に説明していきましょう。
塗り壁の家の暮らしに向いている人①「外観にこだわりがある人」
塗り壁は、外観へこだわりがある人に向いています。
和風・洋風といったどんなテイストにも合わせられるので、自分が理想とする外観を実現させやすいです。
また、塗り壁はデザインだけではなく、質感や手触りの面でも個性を持っています。
職人の手作業によって仕上げられた質感は類のないものであり、タイルやサイディングでは出せません。
よって、質感や手触りにこだわりがある人も塗り壁に満足できるでしょう。
塗り壁の家の暮らしに向いている人②「人と同じような家は嫌でオリジナリティを求める人」
塗り壁は、人と同じような家は嫌でオリジナリティを求める人にもおすすめできます。
タイルやサイディングは同じような仕上がりになるため、どこにでもある似たり寄ったりなデザインになりがちです。
しかし塗り壁は、自分が理想とするオンリーワンのデザインを叶えられるため、オリジナリティ溢れる家を作れるのです。
ただし、珪藻土や漆喰など塗り壁はクラック(ひび割れ)が起こりやすい素材です。ひび割れが起こってしまっても補修はできます。しっかりメンテナンスをしながら長く塗り壁と付き合い、そういった変化も塗り壁の「味」ですので、全てひっくるめて人と同じ家にならないことを「塗り壁の魅力」として楽しめる人、家づくりや生活にオリジナリティを求める人には、塗り壁によるデザインがピッタリだと言えるでしょう。
【塗り壁の家の購入を検討する際はアフターメンテナンスにも注目しよう】
塗り壁の家を住宅会社で購入を検討する際、アフターメンテナンスが手厚いかどうかもチェックしておきましょう。
定期的に点検してくれることで、問題があった場合すぐに対応しやすくなり、損害を最小限に抑えられます。
また、暮らしていく中で住宅に関する疑問や悩みが出てくることもあります。
そういったときのために、電話の相談サービスがあれば、より快適に暮らしやすくなるでしょう。
住宅会社は購入時のサポートだけでなく、購入後のサポートが手厚いかどうかも重要です。
【塗り壁の家に興味がある人は塗り壁の家づくりを検討してみよう!】
本記事では、塗り壁の家の特徴や塗り壁の人気が上がっている理由の他、メリット・デメリットや塗り壁の家の暮らしに向いている人などを解説しました。
塗り壁はどんなテイストにも合う上、デザイン性の高いオリジナリティのある家を実現できます。
環境に良く空気も綺麗にしてくれるため、毎日快適に過ごせるでしょう。
デザイン性の高い家に興味がある方は、塗り壁の家がおすすめです。
ちなみに、ヤマジホームでは、10年以上前から塗り壁の家づくりを行なっております。
10年以上に渡る塗り壁の塗装経験と研究を重ねてきた割れづらい素材を使っているため、クラックのリスクを削減しているのが特徴です。
また、塗り壁の下地にEPS断熱材という断熱性能が高く、弾性に優れたパネルを使っているため、冷暖房のエネルギー効率の向上(光熱費削減)も見込めます。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
塗り壁の家に興味がある方は、塗り壁の家づくりを検討してみてはいかがでしょうか。
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