間取りを自分の好きなように決めることができるとして人気の注文住宅ですが、自分の持っている土地が狭小である場合には、各部屋に十分なスペースを確保することができず、どのように間取りを考えれば良いのか迷ってしまいますよね。
ですが、いわゆる狭小住宅と呼ばれる住宅には普通の家にはないメリットもあるのです。
それには、家の中を移動するのに時間がかからず、さらに建設費用が一般の住宅と比較して安く済むということが挙げられます。
そんな狭小住宅ですが、お部屋の間取りを考える際にはどのように考えれば良いのでしょうか。
そこで今回は、狭小住宅にオススメしたい間取りをご紹介します。
〇床面積を確保したいならおうちを縦方向に伸ばそう
家族の人数が多い場合であれば、一人一人にお部屋を設けると、家の面積が足りなくなってしまうことが考えられます。
そんなときにオススメしたいのがおうちを縦に伸ばすということです。
床幅は狭小であっても、2階、3階と家を縦に伸ばしていくことで、必ず自分のお部屋のスペースを確保することができます。
ただその分建設費用はかかりますし、土地によっては3階建ての建築物を建てられない場所も存在しますので、その点については事前に確認をしておきましょう。
〇できるだけ壁をつくらないようにしよう
狭小住宅の場合は、1つ1つのお部屋を壁で区切ってしまわないようにすると、解放感のある造りにすることができます。
また4つの壁に囲まれて窮屈な思いを感じがちな狭小住宅であっても、吹き抜けをつくれば明るさと解放感を同時に手に入れることができますよ。
〇スキップフロアをつくって賢く収納スペースを手に入れよう
「スキップフロア」という言葉はご存知でしょうか?
こちらは、床の高さを変えて1階と2階の間に中段の高さの床をつくることを指します。
この部分はお子様の遊び場にしても良いでしょうし、旦那様の書斎に使っても良いでしょう。
また、このスキップフロアと1階の床の間のスペースを収納スペースとして利用することもできます。
クローゼットなどの収納スペースを新たに設けるのではなく、このように床の高さを変えることで収納スペースを生み出すという方法を、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回は狭小住宅にオススメの間取りをご紹介しました。
これから住宅を建てようと思っているけれど、土地の面積が狭いという方は、このような工夫次第で快適に暮らせる家をつくることができますよ。
参考にしてみてくださいね。
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