注文住宅を依頼するとなると思い浮かべるのは、ハウスメーカーや工務店、地域ビルダーでしょうか。
でも、それぞれ何が違うのか具体的にわからない方が多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、この3つの業者の特徴を比較してみました。
是非、参考にしてみてください。
□それぞれの業者の特徴
*ハウスメーカー
ハウスメーカーというのは全国展開しているような住宅建築会社を指します。
有名なものでいうと、積水ハウスやパナホームなどが挙げられます。
最大の特徴は自分の会社で開発した技術を生かして住宅を建ててくれるという点です。
そのため、他の2つではあまり対応しないような地下室などにも対応してくれます。
一方で、自社で開発や大規模な宣伝などを行っている分、値段が高めになってしまうという特徴も持っています。
*工務店
工務店というのは地域に密着している住宅建築会社です。
ハウスメーカーと比べると大変小さい規模の会社です。
年間着工件数が圧倒的に少なく、地域に密着しているため、丁寧な住宅づくりをしていることが求められています。
そして、モデルハウスではなく注文住宅を扱っているため、設計の自由度が高いです。
また、地域密着ということで、その土地の風土に精通しています。
風土に合わせて、住宅を作ることができるのも工務店の特徴1つです。
*地域ビルダー
地域ビルダーは複数の都道府県で展開しているくらいの規模の住宅建築会社です。
ハウスメーカーと比べると小規模で工務店と比べると大規模な業者です。
そして、地域ビルダーはハウスメーカーと工務店の2つの特徴を兼ね持つ業者です。
例えば、地域に密着しているため気候や風土に合わせた建築をすることができます。
また、注文住宅だけではなく、モデルハウスも持っているため、フルオーダーもセミオーダーもすることができます。
□地域ビルダーをおすすめする理由
ここまで、3つの業者の特徴を紹介してきました。
ここから、この記事では注文住宅を建てようと考えている方に地域ビルダーをおすすめしたいと考えています。
そこで、地域ビルダーをおすすめする理由をご紹介します。
*地域の気候や風土に合った家づくりをしてくれる
地域ビルダーは地域に密着している会社であるため、地域にあった家づくりをします。
例えば、潮風が吹く地域にはそれに対応した壁で家を建てることもできますし、台風被害の大きい地域では風に対して丈夫な作りの家を建てることができます。
*設計と施工を同じ会社で対応してくれる
地域ビルダーでは、設計と施工を同じ会社で行っています。
そのため、よくありがちな伝達や連携でのミスやトラブルが少なくなります。
これにより、ミスによる工期の延長は格段に少なくなりますし、素早い対応してもらえます。
いかがでしたでしょうか。
それぞれの業者の違いはお分かりになりましたか。
注文住宅を依頼する業者をお探しの方は、この記事を是非、参考にしてみてください。